コレクション: 宮崎県産 厳選 完熟生ライチ

世界三大美女の楊貴妃が美の源として寵愛したライチ。当時の皇帝の玄宗が、嶺南（広西省）から都の長安まで1,600kmの距離を早馬で運ばせたという逸話は有名です。日本にライチが解禁され輸入されたのは中国産が1994年、台湾産が1980年でした。

ライチの最大の生産国は中国で、その中でも福建省には大規模なライチ農園が広がっています。また亜熱帯地域の台湾やベトナム、タイなどでもライチの生産は盛んにおこなわれています。

ライチの賞味期限は、常温でわずか数日。あっという間に味、香り、見栄えなどの品質か落ちてしまうため、長い流通に向かない果物です。これまで日本で食べられて来たライチは、中国から船便で輸入された冷凍ライチや、短期間台湾から空輸された冷蔵ライチが主流でした。

日本国内のライチ生産に目をむけると、宮崎県では完熟マンゴーに続けと平成22年に「ライチ・インドナッメ研究会を発足」しましたが、インドナッメの栽培は困難と断念。その後、平成29年に「ライチ研究会」を発足して県全体で支援体制を作り、果樹担当専門技術員を中心に、JA、農業改良普及センター、総合農業試験場亜熱帯作物支場で役割分担をしながら取組を進めました。

宮崎県は長期に渡ってたゆまぬ努力を続け、ライチ栽培技術の向上を続けた結果、現在の宮崎県産完熟生ライチの栽培及び販売に繋がっています。

とびっきりギフトでは平成25年（2015年）に宮崎県のライチ試験栽培を視察しており、いち早く宮崎県の完熟生ライチに注目していました。

〇2020年国内ライチ産地ランキング

• 1位 宮崎県 20.6t（80.78%）
• 2位 鹿児島県 4.4t（17.25%）
• 3位 佐賀県500kg（1.96%）

〇2020年海外ライチ輸入ランキング

• 1位 中国 237t
• 2位 台湾 134t
• 3位 ベトナム 94.8t